GMO FINANCIAL GATE

社員を知る

想像力をフル回転させて
法的な懸念点をつぶしていく

管理部 法務課 課長

西澤 朋晃(ニシザワ トモアキ)

2018年 中途入社

全方位からプロジェクトを精査する

現在の担当領域は、契約法務から株主総会や取締役会の仕切り・株主実務等の商事法務、債権管理回収、コンプライアンス委員会の事務局業務まで実にさまざま。ジョイントベンチャーを立ち上げた際も、定款・規程づくりからタスク管理、契約交渉、設立手続きまで任されました。転職活動で望んだとおり、オールラウンドプレイヤーとして働けている実感があります。新たにプロジェクトが立ち上ればアサインされ、営業に同行して商談に参加することもあります。プロジェクトの中身を自分の目で確かめた上で、必要な契約条項や規定を策定するほか、プロジェクトのスケジュール管理や、業務フローの策定・連携も行います。

留意点は3つ、「商品の流れ」「お金の流れ」「サービスの流れ」です。変化の速いIT業界では、日々新たに留意すべきポイントが生まれるため、一歩先を見据えた契約書を起案します。もちろん、絵にかいた餅ではいけませんので、トラブルを防ぐ条項や、免責条項の策定のためにシステム部や管理部など、関係部署へのヒアリングも行います。その上で、社内の業務分量と相手の要望とのバランスを考え、法に抵触しないか否かという物差しのほか、いかに効率的な働き方でスムーズにプロジェクトを進め、顧客ニーズにも応えられるかを精査します。つまり、案件ごとにゼロから業務フローを考え、仕組みづくりをして契約に落とし込んでいくわけです。

決して「不平等条約」は結ばない

かつて契約書は、営業がその都度準備していましたが、それでは非効率ですし、営業は法的な専門知識にも乏しいのが実際のところ。そこに私が入り、営業の負担を軽くすることにも意義を感じています。こうして営業は企画・提案に専念でき、提案の質も上がっていくのです。

また、私も「自分事」としてプロジェクトに関わることができます。契約の背景や、プロジェクトに関わる企業のパワーバランスも見えてきます。懸念事項や将来想定されるリスクなども認識できるからこそ、柔軟性をもち、実態に即した契約条項を策定できるのです。プロジェクトの立ち上げから関われるからこそ、契約内容に関する質問に対して、明確な法的根拠をもって説明できるメリットもあります。

ただ、契約を結ぶ相手企業は、規模も業種もさまざま。企業と対峙する際には、 当社に不利な契約内容が提示されることもありますが、"門番"としてフェアな契約を結ぶことも重要な役割です。古くからの商慣習や定型的な契約条項がベースになりがちですが、それを鵜呑みにせず、ルール自体に疑問を持ち、見直しながらプロジェクトを進める点に責任とやりがいを感じています。

仲間への感謝を忘れず、自分も最大限努力し続けたい

ともすれば、法務職は煙たがられがちですし、社内で敵視すらされてしまう企業もあるかもしれません。しかし、当社ではお互いに協力し合う仲間意識しかありません。会社の歯車という感覚も皆無です。営業の熱意や努力を肌で感じるからこそ、法的な観点で最大限のサポートを行い、会社の業績アップに貢献したいのです。また、営業が契約をとって利益をあげてくれるからこそ、法務の給料も出るという意識があれば、協力以外の選択肢はそもそもありません。

また、経営層においても、キャッシュレス化の波が落ち着いた後に向けた戦略が考えられており、とても心強く、安心感を覚えます。全社でビジョンを共有できる点も当社の魅力です。
個人的には、現状で不明点のある経理・会計関連の知識習得の必要性を感じています。法務関連の内容はもちろんのこと、小規模の会社だからこそ縦割りではなく、 "とりあえず何でも相談できる便利な西澤"でありたいと思っています。

管理部 法務課 課長

西澤 朋晃(ニシザワ トモアキ)

2018年 中途入社

プロフィール

課長 西澤の前職は、大手小売業での法務職。より幅広く法の知識を活かしながら経験を積める職場として、IT関連の企業を志望し、当社に入社しました。現在は、実質的に「一人法務」として多様な業務に携わる、いわばゼネラリスト。前職では経験できなかったことも多く、「とてつもなく大きなやりがいを感じる」と話しています。

その他の社員インタビュー

募集職種一覧・エントリーフォームへ

採用Topへ戻る